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SCP-1340-JP - エンジンにヒビが入ってしまった車

ItemNumber

SCP-1340-JP

Object Class

Euclid Neutralized(推定)

Protocol

SCP-1340-JP-1はサイト-8159の大型低危険度物品収容倉庫に保管されています。SCP-1340-JP-1に関するこれ以上の実験は必要ないと見なされています。

Description



オブジェクトクラスの再評価に伴い、財団におけるSCP-1340-JP-2の捜索は打ち切られ、以後の捜査は警視庁公安部特事課に引き継がれています。新たな1340-JP事象が発生した可能性がある場合、特事課との合同により発生現場の実地調査が行われます。

説明: SCP-1340-JPは、Automobiles Citroën S.A.1製シトロエン・C32(以下SCP-1340-JP-1)と、当該オブジェクトに関連する異常現象の総称です。

SCP-1340-JP-1は2006年にフランスで製造後に日本へ輸出され、2007年に███社の元代表取締役であった故████ 権三氏によって購入されました。製造、販売過程の詳細な調査が行われましたが、不審な点は見当たりませんでした。購入後は、主に████ 権三氏の義理の娘であった故████ 由海氏のために利用されていたと考えられています。運転席ドアに貼り付けられている非異常性のステッカーを除いては、標準的な車両との差異はありません。

SCP-1340-JP-1の異常性は、オブジェクトの走行速度が時速120kmを超えた際に発揮されていました。異常性発現時のSCP-1340-JP-1は同様の車種で通常想定されうる走行能力の限界を超えて加速を続け、速度は最高で約300km/h3に到達します。また、速度上昇に伴い、SCP-1340-JP-1は可視光線との相互作用を起こさなくなっていき、最終的には肉眼による視認が不可能となります4。この現象は約180秒間継続します。事象発生時のSCP-1340-JP-1は地面以外のあらゆる物体を透過し、また走行後にタイヤ痕等の事跡を残しません。事象の発生時、SCP-1340-JP-1の走行した道路には様々な非異常性の物品が出現していました。以下はその一覧です。

財団に収容後の各種実験では、上記のような1340-JP事象が再現されることはありませんでした。このことから、異常性質の根源はSCP-1340-JP-1ではなく、運転者であるSCP-1340-JP-2に宿っていたものと推測されています。

SCP-1340-JP-2はSCP-1340-JP-1を使用し、2007年8月1日に北海道札幌市の██████駐車場内にて████ 権三氏を殺害したと推定されている実体です。後述する日記の記述が正しければ、SCP-1340-JP-2は警察の追跡を免れるために1340-JP事象を発生させ、約二週間に渡ってSCP-1340-JP-1とともに北海道内を逃亡し続けていたと見られています。2007年8月16日、知床国立公園6内で故障した状態7のSCP-1340-JP-1が発見されましたが、SCP-1340-JP-2は既にその場から消失しており、財団と警察の捜索にも関わらず、現在に至るまでその行方は不明です。

後述の日記の内容等から、SCP-1340-JP-2は1340-JP事象の発生以外にも未解明の異常能力を保有していたものと推察され、様々な仮説が提唱されてきましたが、確かな結論は出ていません。

回収ログ: 8月1日の████ 権三氏殺害事件において、死因が明らかに轢殺であるにもかかわらず、数十メートル先より犯行車両と思われるタイヤ痕が完全に消失していたことから、警視庁公安部特事課北海道地区担当部門は異常事件の疑いありとして捜査に乗り出しました。SCP-1340-JP-1はその後2回に渡って警察に居場所を捕捉されるも、上述の異常性による逃走を繰り返し行いました。警察内部に潜入していたエージェントがSCP-1340-JPの情報を入手し、2007年8月13日、誘導工作によって公安部特事課から財団へ正式な捜査協力依頼が為されました。SCP-1340-JP-1の発見は、財団が合同捜査を開始してからわずか3日後のことでした。

SCP-1340-JP-2が依然として未収容であるため、特別収容プロトコルは捜索に重点が置かれていました。しかし、最後の1340-JP事象発生から10年が経過し、その後に類似の異常現象が一切観測されていないことから、オブジェクトは何らかの原因により既に異常存在としては無力化したものと推定され、オブジェクトクラスの再評価と収容プロトコルの改定が実施されました。

補遺1340-JP-1: ████ 権三氏殺害事件に関わる捜査において、公安部特事課は生前に████ 由海氏と接触した多数の人物へのインタビューに成功しています。以下はその中でも特に重要と見られる記録の抜粋です。

補遺1340-JP-2: 以下はSCP-1340-JP-1の内部で発見された、SCP-1340-JP-2によるものと見られる日記の転写です9。████ 権三氏の殺害事件及び、1340-JP事象発生に関連すると思われる記述を抜粋しています。必要な箇所には注記を施しています。






Footnotes

1. フランスの大手自動車メーカー。現在はPSA・プジョーシトロエングループの子会社

2. 2001年に開発された車両で、Bセグメントの小型乗用車。SCP-1340-JP-1は初期モデルにあたる

3. 通過した道路に設置されていたオービスによる測定

4. この異常効果が可視光線に限定されるものなのか、もしくは赤外線等の電磁波にも及ぶものなのかは判明していない。尚、上述のオービスはドップラーレーダー式であったが、通常通りに速度測定に成功している(写真撮影は失敗)

5. 細かな傷なども同じであり、メーカー等だけでなく「執筆に使われたボールペン」そのものを再現した物品と思われる。以後の物品も同様

6. 北海道北東部、知床半島内にある国立公園。2005年7月にユネスコ世界遺産に登録された

7. 収容時のSCP-1340-JP-1はエンジンや電気回路等の内部機関に広範なダメージを負っており、エンジンオイルの漏出によって自力走行が不可能な状態となっていた。これらの損傷と1340-JP事象の関係は不明

8. 札幌市内にある美大受験生向けの予備校

9. 日記は標準的なボールペンで書かれており、異常な性質は確認されていない

10. 道南の都市。札幌からの距離は約70km


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crow_109

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2017-08-24 23:31:55

Tags

自我, 自律, 知性, 公安部特事課, 乗り物, デスコン17, scp-jp, neutralized, euclid,

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