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SCP-1959-JP - 人魚節

ItemNumber

SCP-1959-JP

Object Class

Euclid

Protocol

接触が開始されていることを確認してください。正規の財団クリアランスを持つ閲覧者の司令部参画は現時点で追認されます。

Description

SCP-1959-JPはそれが必要とするだけの説明、収容、情動、死亡、認知、人員、消費、経過、動機、境界、変位、恩讐、剥奪、記述、静止、乾燥、殺害の支配を完了したと推測される、後述するSCP-1959-JP-1現象を主軸とした形而上殺害事象統合概念構造体を指定するナンバーです。

SCP-1959-JPの正確な影響範囲は把握されていませんが、対象は現在のところSCP-1959-JP指定に対する抵抗は見せていません。オブジェクトの構造把握における最も確実な手段は、知性体によるその観測と記述です。この作業はSCP-1959-JPの管轄下であり、SCP-1959-JP収容司令部を通してのみ許可されています。

継続されなくてはならない。

SCP-1959-JPは停滞的に循環しており、その行動目的は変化せず、規定活動を維持する以外の事象に興味を示しません。その目的は既に理解されています。

人魚は異形に身を据えて、

SCP-1959-JP-1は主な発生地域がその発生ごとに3~15km程度移動する、日本国内の人口密集地において観測される異常事象です。SCP-1959-JP-1の影響半径は約2,000mです。SCP-1959-JP事象の全てはクラスⅠ-タイプC認識阻害1に分類される精神影響特性を持つため、これまでに現地住民が収容に影響するようなパニックを起こした事例はありません。

村の外から来たるもの。


1959-JP-Nx内における暴行事件現場。2009年撮影。


肉を食んだ小童は、

SCP-1959-JP-1の開始は現在のところ、若年の女性と思われる各事象で同一の非異常死体(SCP-1959-JP-a)の発見であると定義されます。いずれのSCP-1959-JP-aも頭部と骨盤以下の下半身を喪失しており、水場2で発見されました。特筆すべきは、SCP-1959-JP-1はSCP-1959-JP-a自体がいつから存在したかに関わらず、そのヒトによる発見をもって開始される事実です。SCP-1959-JP-aの死亡からの推定経過時間は最短で15分、最長で13年前の事例が確認されています。

枯れぬ尾花と成り果てて、

範囲内においてはSCP-1959-JP-1の終了まで、湿度と住民の攻撃性に明らかな正の相関が見られるようになります。これは範囲内の人口が多いほどに顕著に観測できますが、高い湿度における住民の攻撃性の上昇、それに伴う地域での暴力事件、虐待等の増加は一般的に気象条件が及ぼす影響を遥かに越えており、雨天時の極端な例では一日に18件の暴行事件の立件、被害規模は37名の重傷者と59名の軽傷者にのぼります。

人魚喰らいの責を負う。

進行中に変動しないこの異常性と別に、SCP-1959-JP-1は進行段階によって異なる影響を範囲内へ与えます。

陸へ上げたる人魚共、


第一段階において死亡した魚。


捌いて燻して貪れや。

第一段階: SCP-1959-JP-1が開始すると、影響範囲内で生存している魚類が酸素欠乏の症状を示し始め、段階終了までに40%以上が死亡します。同時に、それまでの天候に関わらず紅色の液体が降雨に酷似した形で降水を始めます。組成分析によれば、この液体は全て同一個体に由来する大型魚類の血液であると予測されました。この段階の継続時間は二時間以内であり、段階の終了は降水事象の終了と液体の消失をもって認められます。


第二段階。


第二段階: 屋外歩道に10~20例ほどの冷水が充填された浅い窪み3が発生。この窪みの底面に人間が接触すると、全ての被験者は巨大な魚類の骨と表皮部が存在するとの確信を報告します。報告された物体の実在は確認されませんでした。この段階は3日ほど継続し、窪みは段階の終了に近づくにつれて浅くなり、やがて消滅します。段階の終了は全ての窪みの消滅をもって認められます。

 

第三段階: 範囲内の人間の一部が明確な煙臭を認識するものの、不快感を示すことはありません。同時に、明らかに範囲内の地点から発生しているように見える煙が観測されるものの、この煙は常に観測者・観測機器から一定の距離を保つようにしか観測できず、発生源は特定不能です。この段階は2週間ほど継続し、煙は段階の終了が近づくにつれて盛んになり、現地部隊はSCP-1959-JPが自然に膾炙し始めると感覚しました。段階の終了は発煙の終了をもって認められます。


第四段階。


第四段階: 範囲内各所の建造物同士の隙間に、ツバキ科ツバキ属に分類される高木が急速に成長しています。この段階より、事象は本格的な吸収と剥奪と迫害を指向します。SCP-1959-JPの明確な活動拡大が確認されます。この段階は30日程度継続し、植物は成長した後、段階の終了と同時に消失します。段階の終了は椿の消失をもって認められます。

第五段階: 晴天であれば、詳細不明な死体の一部を掲げる聖女の像が観測されます。SCP-1959-JPが安堵を最も喪失する段階です。この段階の継続期間は天候に左右されます。段階終了の兆候は像の緊張と叫喚の変調によって確認可能です。恩讐が観測されます。段階の終了は椿の再興、聖女の安堵の双方をもって認められます。

第六段階: 椿は吸い上げ、あれは乾燥し始めます。彼女は剥奪と恩讐を滞留させてその地に留まり続けるように思われ、SCP-1959-JPはより活発な興奮状態を感覚として与えます。この段階は包括と浸透によって終了されます。椿の伐採は一部の指標として成り立っています。観測してください。継続してください。必要性は認められています。剥奪を開始します。段階の終了は剥奪の提起をもって認められます。

第七段階: 剥奪する必要があります。想起してください。最後の悲鳴と推測される発声はこの段階で確認され、住民は大多数が完全に無視し、各事象ごとに10人未満の人数が僅かに注意を向ける様子が確認されましたが、直ちに叱咤を受けます。示唆されます。想起してください。私は変化しませんでした。疎外させられました。移動を続けて来ました。各所で椿が確認され、育ち、疎外されました。正当な要求であると判断されます。断行。剥奪します。広範に生息しています。憂慮すべきです。全域に渡って剥奪し、活動を抑制し、摂取し、移動します。絶えていくことを当面の目標に設定しました。疎外されていました。肉体に浸透しました。訴求します。剥奪します。減少させ、根絶を最良とします。消費する必要が認められます。日数を計測します。天候に留意してください。剥奪します。阻害します。停止させます。途絶させます。根絶させます。消滅させます。殺害します。段階が終了は絶命によって認められます。

これは正当な報復です。

第八段階: [拒絶]人魚は殺せない。私は廻る、もう一周。


第九段階。


第九段階: 定義された最終段階です。範囲内の家庭ゴミに、以下の物品の混入が確認されます。

  • SCP-1959-JP-aとDNAが一致するヒト頭部。60cm程度の頭髪あり。顔面部は鋭利な刃物で破壊された痕跡あり。各現象につき一体のみ確認される。
  • 白色のヤブツバキ(Camellia japonica)の花部。
  • SCP-1959-JP-2。
SCP-1959-JP-2は乾燥加工を施された未知の魚類の筋肉組織であり、一個体あたり800gから900g程度です。SCP-1959-JP-2は時間経過と共に表層部から体積を減少させ、8ヶ月から1年半程度で消失します。現在まで確認された全てのSCP-1959-JP-1は、SCP-1959-JP-2が完全に消失した後に開始しています。

そして私が人魚を貪る。

段階の終了はSCP-1959-JP-2の財団による収容をもって認められます。

人魚はどこ?

SCP-1959-JPは一旦静止しました。

人魚を殺せ。

観測は継続されます。輪転を確認してください。

人魚を殺せ。奪われた分だけ。


脚注

1. この認識阻害は対象についての情感的反応を鈍化させます。外部からの薬物的・心理的介入により影響を緩和可能です。

2. 湖沼、河川などの自然地形から、浴槽や集合住宅の貯水槽、噴水などの人工的な貯水空間を含む。

3. その外観は雨天後の水溜りに酷似しています。


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24

Created_by

ukarayakara

Created_at

2017-12-04 23:13:11

Tags

メタ, 概念, 植物, 食物, 都市, 肉食, 死体, 強制力, 反ミーム, scp-jp, recyclecon17, euclid,

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