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SCP-891-JP - 不死の踊り

ItemNumber

SCP-891-JP

Object Class

Euclid Safe

Protocol

SCP-891-JPはサイト-37の15m四方の耐ミーム汚染室に保管されています。全ての職員は耐ミーム汚染室の半径5メートル以内に近づいてはならず、近づいた場合は即時終了処分となります。SCP-891-JPの保管にあたる職員は全員レベル3耐ミーム汚染装備及び生命反応観測装置を身に着けなければなりません。3日に1度、耐ミーム汚染室のドアの四隅に配置したバナナを交換してください。もし傷んでいるバナナがあればすぐに取り換えてください。また、1週間に1回、Dクラス職員を用いて室内の壁や床に破損等がないか点検してください。

Description

SCP-891-JPは人間を媒体として感染する何らかの状態異常であり、SCP-891-JPに感染した時点では感染者に肉体的、精神的変化は確認されませんが、感染者が寿命、重篤な疾病、致命傷など、通常であれば死ぬ状況になると、心拍の停止、瞳孔の散大等が発生する代わりに、感染者は一定の周期で繰り返される全身運動を開始します(この状態になった感染者をSCP-891-JP-aとします)。この動きは██████地方の████祭の踊りに類似点が見られますが関連性は不明です。

SCP-891-JP-aは外部からの刺激に反応しませんが、バナナに対しては拒否反応を示し、踊りながらゆっくりとバナナから離れていきます。SCP-891-JP-aはどのような状況下でも踊りを止めることはなく、SCP-891-JP-aを停止させるあらゆる試みは失敗に終わりました(実験記録891-JP参照)。SCP-891-JP-aはあらゆる干渉を受けないため、X線や超音波エコーによる検査ではSCP-891-JP-aの内部で何が起きているか観測できませんが、聴診器による検査により、呼吸、脈拍、消化器の蠕動が確認できました。SCP-891-JP-aがどのようなエネルギーにより踊り続けているのかは不明です。

SCP-891-JPへの感染は、SCP-891-JP-aを直接、あるいはその映像を見る、またはSCP-891-JP-aに触れることで発生し、死亡時に新たなSCP-891-JP-aとなります。SCP-891-JP-aとなる前の生きている感染者との接触、感染者が再現した踊りではSCP-891-JPは感染しませんでした。

感染を防ぐ唯一の方法はバナナを一本食べることであり、これにより1時間はSCP-891-JPへの感染を防ぐことができます。これはSCP-891-JPの感染が疑われたDクラス職員を終了したとき、直前にバナナを食べていたDクラス職員のみ通常通り死亡し、その後再現実験をすることにより判明しました。また、SCP-891-JPの感染者はバナナを無意識的に避け、バナナを食べることに強い拒否感を示したため、SCP-891-JPへの感染の有無の判別する方法としても有効です。

SCP-891-JPは20██/██/██、█████州郊外の██████村から「死体が動いている」という通報を傍受したエージェント█████が収容にあたりました。その3日後、SCP-████の収容違反事故でエージェント█████がSCP-891-JP-aとなったことによりSCP-891-JPの感染性が発覚し、感染疑いの者を全員隔離、終了するとともにEuclid認定がなされました。

実験の結果、SCP-891-JPの感染を防止する方法が確立され、封じ込めに成功したため、オブジェクトクラスがSafeに変更されました。

20██/██/██現在、SCP-891-JP-aは計24名おり、構成は以下の通りです。

アルバート・██████ : 探検家

キャサリン・██████ : アルバートの妻 

███・██████医師: アルバートを看取った医師

█████・███神父: アルバートの悪魔祓いに訪れた神父

エージェント█████

アルバートの検査・実験時に感染した職員 4名 

エージェント█████から感染した職員 5名

実験に用いられたDクラス職員 10名

補遺891-JP-01: アルバート・██████宅から探検日誌が発見され、████地域の奥地にSCP-891-JP-aの集団がいたとする記述が確認されましたが、20██/██/██現在、該当地域にてそのような集団は発見されていません。

また、実験891-JP-29の際に起きたインシデントによりSCP-891-JPのオブジェクトクラスをEuclidに戻すべきか検討が重ねられています。

アルバート・██████の探検日誌(関連部分のみ抜粋):

19██/██/██ 天候 : 晴れ

███族の若者を唆し、████大陸の奥地に住むという不死の民族の在処をついに聞き出すことができた。思ったより近い。早速準備をすることにしよう。

19██/██/██ 天候 : 晴れ

バナナの原生林を超えた谷底にその集落はあった。

奴らは集落の中央にある大きな石を中心に祈りを捧げていた。

連中は私に気づく様子はなく、淡々と踊り続けている。

接触は危険と判断し、不死の秘密とやらを探るため観察を続けることとする。

19██/██/██ 天候 : 晴れ

観察も三日目に突入したが連中は一切睡眠、食事をする様子がない。

集落には食料はおろか一滴の水さえなさそうだ。

謎の解明のため、せめて祀られている石の欠片でも採取できればよかったのだが、

奴らは石の周辺で踊り続け、ひと時もそばを離れることはなかった。

手持ちの食糧が尽きたため一度引き返そうとしたが帰り道が見つからない。

19██/██/██ 天候 : 雨

目覚めたら私は███族の村にいた。どうやら倒れていたところを捕えられたらしい。踊り狂う集団について███族の長に聞いたところ、「我々は知恵を選んだ。彼らは生命を選んだ」と意味不明な言葉を発し、それ以上なにも答えなかった。

昨日からなにも食べていなかった私を案じてかバナナが差し出されたが、腐っているのかあまりにも酷い臭いがしたため丁重に断った途端、男たちが私を担ぎ上げて村の外に放り出した。

さらに侮辱のつもりか腐ったバナナを投げつけてきた。███族の猿どもに紳士的な扱いを期待した私が馬鹿だった。あまりの臭さに耐え切れず、私はその場を後にした。




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turtlume

Created_at

2018-01-05 12:47:20

Tags

死体, 概念, 伝染性, safe, scp-jp,

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